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◆ 舞台『あずみ』お疲れ様でした!!!(文、長っ!)
 ついに舞台『あずみ』が26日で千秋楽を迎えた。
あっという間だったけれど、この1ヶ月は本当に内容の濃い素敵な
時間だったなー。
この舞台に関わった全ての方達の団結で、あんなに素敵な舞台を
創り上げてくださって…なんだか感動して打ち上げの最後には
思わず泣いてしまいました。やっぱり「何かのために」みんなで
一致団結してやるって、いいですね。それがとても伝わってきて、
もう本当に、みなさんには感謝の気持ちでいっぱいです。


 あずみ役の「黒木メイサ」ちゃん。
本当に最高にかっこよかった!!! 16歳という若さで、明治座で
史上最年少で座長を務めるというプレッシャーにも負けず、痛快な
ほど見事に、「あずみ」になって、演じきってくれました。表情や
動きや言葉など、全てが本当に16歳とは信じられないほど素晴ら
しくて、「女優になるために生まれてきたんじゃないか?」と思っ
てしまうくらい、とにかくもう完璧な「女優」さんです。その上、
話すとすごくフレンドリーで、しっかりしていて、周りの人間にも
すごく愛される方だと思います。
これから先も、どんな大物女優になっていくか観ていくのが楽しみ
です。本当にありがとう…。大好きだぞ〜っ!!


 うきは/なち役の「生田斗真」さん。
最高に、かっこ良すぎるくらい見事に演じきってくれました。
初めて舞台本番を観た時に、すでに完成されたような、「完璧」な
イメージだったのが、回を重ねるうちに、表情や話し方や動き全て
がさらに幅広く、よりすごくなっていて、「完璧」→「さらに完璧」
になっていく斗真さんに驚き、とても感動しました。
斗真さんもこれから先、期待大の役者さんですね。司会やトーク
もできるし、本当に多才で圧倒されます。殺陣もものすごく迫力が
あって手に汗握ったし、何よりも「あずみ」に対する一途な想いが
すごく伝わってきて、本当に感動しました。
本当にありがとうございました!うきは最高!!


 豊臣秀頼役の「長谷川純」さん。
やっぱり、中でも一番泣けるのは秀頼の最後のシーンでした。
ただひたすら純粋に、大好きな「あずみ」と一緒になるためだっ
たら何でもすると頑張る秀頼は、愛らしく思えたし、応援したい
ような気持ちにさえさせるのに、最後にくる結末が切なすぎて、
秀頼が立派すぎて、涙が止まりませんでした。そんな難しいバラ
ンスの役を純さんは本当に見事に演じてくれたと思います。
純さんは、観客の心を瞬時にして、一気にさらっていってしまう、
何かものすごいものを持っている役者さんなんじゃないかと思い
ました。もう秀頼役は純さん以外では考えられないほど、本当に
見事でした。本当に、「えら〜いぞ〜、かっこいいぞ〜」です!!
本当にありがとうございました!


 小幡月斎(爺)役の「山本 亨」さん。
亨さんが舞台に出てくるだけで、何と言うか、「爺がいるから
きっと大丈夫」と安心してしまうような、そんな爺の雰囲気と貫禄
がすごく伝わってきて、亨さんの演じる爺がいるから、「あずみ」
や「うきは」や「あまぎ」、「ひゅうが」が在る、という感じが
しました。だからこそ「あずみ」が爺に「爺がいなきゃ、オレも生き
ちゃいねえぞ!」っていう台詞が余計にすごく胸に響きました。
殺陣もさすが超ベテランの腕前で、観ていて気持ちいいくらい素晴ら
しかったです。それでいて、お茶目な部分も観せていただき、
ますます「爺」最高でした!
本当にどうもありがとうございました!


 飛猿役の「山崎銀之丞」さん。
銀之丞さんほど、二枚目と三枚目の両方をあれだけ演じこなせる
名役者は他にいないと思います。見事に笑わされ、そして泣かされ
ました。飛猿の、「おまえじゃなきゃ駄目なんだ!」の所は本当に
胸にきました。観ている観客の気持ちを、銀之丞さん演じる飛猿が
見事に代弁してくれているんだと思いました。あそこの銀之丞さんの
叫びが、本当に心からよく理解できるから、だからこそ、涙が溢れて
きます。見事過ぎます!!ちなみに飛猿のダンスのシーンも、大好き
です!銀之丞さん最高!!!本当にどうもありがとうございました!


 最上美女丸/淀の方役の「涼風真世」さん。
さすが涼風さん、まさに『プロ』です!あれだけ全く違うキャラの
2役を、見事に演じきってくださいました。「さすが」の一言です。
2役とも全く別人で、同じ人間が演じているという事が信じられない
くらい、本当に見事でした。
美女丸も淀の方も、とんでもなく恐ろしかったりひどい事を言ったり
しているのに、だけど両方のキャラが本当に魅力的で、絶対に憎めないんですよね。特に美女丸という役は、相当に難しい役だったはずです。
涼風さん演じる美女丸も、淀の方も、本当に大好きです!最高でした。
本当に、どうもありがとうございました。


 井上勘兵衛役の「的場浩司」さん。
的場さんの演じる勘兵衛は、本当に素敵でした。ただ舞台に立っているだけで、「侍」という姿がすごくさまになっていて、姿形がとにかく
美しく、勘兵衛が舞台にいるだけで舞台全体が引き締まる感じがしま
した。殺陣も「勘兵衛の殺陣」そのもので、本当にかっこ良かったです。
あれだけ感情をほとんど顔に出さない勘兵衛が、唯一怒りや悔しさを
表現するシーンは、すごく切なさが伝わってきて、ジンときます。
最後の桜吹雪の中の勘兵衛は、切ないほど素敵ですね。あの時の、
それまで見せなかった穏やかな勘兵衛の表情が、たまらなく切なくて、涙が止まりません。
最高に素晴らしかったです。本当に、どうもありがとうございました。


 加藤清正役の「こぐれ修」さん。
こぐれさんとは打ち上げでいろいろお話させていただきましたが、
加藤清正を演じる事で本当に悩み考えたという貴重なお話を聞き、
とても感動しました。本当に、あたりまえですが、演じる側は観る側
よりもさらに、もっともっとも〜っと深く考えてらっしゃるんだな〜、
と改めて思いました。観ている方は、こぐれさん演じる清正の、
堂々としていて溢れ出る貫禄から、余裕さえ感じられたのですが、
実際演じている側のお話を聞いて、それを少しも感じさせない所が、
「さすがプロだな〜」となおさら感心してしまいました。ザ・演技者
ですね!!清正にも毎回泣かされました。素晴らしかったです。
本当にどうもありがとうございました。


 ひゅうが役の「黒川恭佑」さん。
「ひゅうが」の無垢で無邪気なキャラクターは、この舞台の戦国の
世で、唯一明るい太陽のような、大切な要素だと思います。黒川さん
はそこをすごくうまく演じてくださったと思います。その「ひゅうが」
が裏切られたと知った時…あそこは本当に胸にきます。こんな太陽の
ような無垢な存在でさえも、この戦国の世に巻き込まれていってしまう、そんな切なさがすごく伝わってきました。本当に素晴らしかったです。
どうもありがとうございました。


 あまぎ役の「吉浦陽二」さん。
一度もお話できなかったのが残念でしたが、とにかく本当に素晴らし
かったです。それをお伝えしたかったです…。「あまぎ」の死ぬシーン
は本当に泣けます。最後まで「あまぎ」の生き様を見せつけるように
死んで行った「あまぎ」は、「かわいそう」というよりも「立派」に
見えました。「何かの為に命をかける」って、美しいですね。現代の
日本ではただ生きるのに命までかける必要はないのがほとんどでしょ
うし、それは平和で良い事なのかもしれませんが、でもやっぱり、
「何かの為に命をかける」という生き方にもなんだか憧れてしまう
ほど、本当にかっこ良かったです。
本当にどうもありがとうございました。


 佐敷三兄弟長男役の「清家利一」さん。
      次男役の「成松慶彦」さん。
      三男役の「村木 仁」さん。
この三兄弟が出て来ると、なんだかとても平和な気持ちになりま
した!この三兄弟も、悪い事しているのに決して憎めないキャラ
なんですよね。笑わすシーンで毎回ネタが違うので、すごく楽しみ
でした。いろいろありましたが、個人的には赤ちゃんプレーネタが
一番好きでした!笑
本当に、楽しませていただきどうもありがとうございました。


 そして、迫力ある殺陣シーンで盛り上げて下さった俳優さん達、
並びに、舞台を華やかに彩って下さった女優さん達、本当に素晴
らしい舞台をどうもありがとうございました。最高でした!!!


 また、この舞台に携わって下さった、全てのスタッフの方達、
本当に感謝しております。みなさん1人1人の力無しでは成り立た
なかった舞台です。みなさん1人1人にお礼して回りたかったです。
「だがそれも今は、叶わぬ〜っ!!!」(by 勘兵衛風)
「せめてこの一太刀…」とは言いませんが、もし再演が実現し、
またお会いできる機会がありましたらその時は是非、宜しく
お願い致します!!!
本当にお疲れ様でした!!ありがとうございました!!!!!


 明治座のみなさま。
この度は、明治座という由緒高き劇場で、舞台『あずみ』を公演
させていただきまして、誠にありがとうございました。みなさまの
ご協力があったからこそ、このような素晴らしい舞台ができたのだ
と思います。本当に、ご協力いただきましてどうもありがとう
ございました。
是非!!再演を熱望させていただきます!!!
何卒、宜しくお願いいたします!!!!!


 アール・ユー・ピーのみなさま。
今回の舞台で、一番一緒にお仕事させていただきまして、本当に
お疲れ様でした!!思えばお会いしてから今日まで、あっという間
でしたね。こんなに素晴らしい舞台を創っていただき、本当に
感謝の気持ちでいっぱいです。再演、是非実現したいですね!!
その時はまた、宜しくお願いいたします。
本当に、どうもありがとうございました!!!!!


 そして最後に、構成・演出 の「岡村俊一」さん。
本当に感謝しております。岡村さんの高き才能。岡村さんの有言実行力。
岡村さんの志の高さ。岡村さんのキャスト選びのセンス。岡村さんの
“小山ゆうワールド” の理解の深さ。ああ岡村。されど岡村。
なんてったって岡村。岡村ワールドへようこそ。
岡村さんの『岡村マジック』で、完全にマイりました。
本当に、よく原作をここまで理解していただき、しかもそれを
舞台で、ここまで素晴らしく演出していただき、『感動』を与えて
くれて、本当にありがとうございました。
絶対、再演実現させましょうね!!!約束ですよっ!!!
宜しくお願いします!!!
本当に本当に、どうもありがとうございました〜〜〜っ!!!!!

2005/04/27(水)
[ by 号泣!マネージャー]
◆ Tシャツデザイン騒動記
 あずみTシャツが出来た。と言っても販売用ではなく、舞台
あずみ『AZUMI on Stage』の演出家・岡村さんから舞台のス
タッフ用にと、ゆうプロが依頼されたもの。
 公演の中日にその話が出たため、作って公演中に間に合わす
には時間が無い。しかも先生は、Tシャツのデザインは初めてで
イメージが湧きづらいと言う。さあ、どうする自称敏腕マネー
ジャー!
 ところが世の中うまく出来ている。この敏腕だか貧乏だかマネー
ジャー、実はグラフィックデザイナーという裏(?)の顔を持って
いる。このHPをデザイン作成したのも彼女(←これは絶対書けと
脅迫された・・・)。 アメリカ仕込みの腕を惜しみなく発揮し、
手際よく基礎となるデザイン案をまとめ、プリントして先生に見
せる。すると先生、位置が悪い、大きさが、色が・・・急に注文を
付け出した。どうやらある程度具現化されたおかげでイメージが
湧いてきたらしく、持ち前のサービス精神に火が点いてしまった
ようだ。時間が無いと焦り気味のマネージャーを尻目に、「こう
した方が喜ぶんじゃないかなぁ」とかなり細かい指示。アシスタ
ントも巻き込み、ああでもないこうでもない。ややふくれ気味か
マネージャー。ところが、さすが敏腕!反応は早かった。皆の要求
をすべて飲み込み、素晴らしいデザインを持ってきた。
「いいじゃ〜ん♪」と皆の喜ぶ顔にマネージャーもご満悦!(か?)
 その後、Tシャツをプリントしてくれる業者さんと印刷方法や
納期について、敏腕マネージャーが熱烈交渉(したかどうかは
知らない・・・)。公演中にスタッフや役者の方達に、無事渡す
ことが出来たようだ。

 で、小山ゆう監修の下、ゆうプロの総力を結集して出来た
Tシャツがこれだ!↓



舞台あずみスタッフ用Tシャツ(非売品)表/裏

 『どけーっ!!』は、黒木メイサさん演じる、舞台版あずみを
象徴するセリフ。もちろん先生直筆。血しぶきは、アシスタント達
の文字通り血と汗と涙(?)が込められており、私の渾身の一滴も
含まれている。


血しぶきアップ

なにしろ原稿にインクを垂らすのは私の得意技だ。いつもは無意識
だけど・・・。
・・・なかなかいい形でしょ?自画自賛・・・。
 ともかく、手前味噌だがいい出来・・・じゃない?会場で売ったら
売れるんじゃないかな、などとやらしいことも考えたりして・・・。


使用例(by ゆうプロスタッフ)

 かのマネージャーは、もっと時間があったら、とちょっと不満そう
だが。
 ということで、今回は『Tシャツデザイン騒動(?)の巻』完

後日談・・・舞台あずみの千秋楽に、ゆうプロ一行このTシャツを
身につけ観劇。その際、近くのお客さんに「そのTシャツどこで
売ってるんですか?」と聞かれた。やっぱ売れる?
2005/04/27(水)
[ by 銀次郎]
◆ 舞台あずみ千秋楽 その1
 4月26日「舞台あずみ」の千秋楽。芝居が終わりカーテンコール
のときに役者さん達から「先生舞台へ上がって下さい」と声をかけ
られ、まわりがザワついていたせいもあり、先生は自分が呼ばれた
ことに気づかず、先生自身がさらに後ろを見ていたので、舞台の上
から飛猿役の山崎銀之丞さんが客席まで迎えに!!ステージ上には
先生と岡村さん(脚本、演出)が役者さんの後ろへ隠れようとして
いた。その姿を見てゆうプロスタッフ一同大爆笑。漫画界の重鎮
なのだからもっと威張ってもよいのでは?と思うが普通の感覚を
大切にする先生がまた魅力的なのです。太鼓もちはこのへんにて。

 先生と敏腕マネージャーは計6回位舞台を見に行った(もちろん
自腹で!)。マネージャーは行く度泣きまくっている模様。泣き
すぎると目が五重になるらしく、昨日は打ち上げ会場にて今までの
舞台あずみや色々なことを思い出し、号泣。目がうっすら四重に。
その泣きまくる姿を見て先生と私は大爆笑。

 芝居の打ち上げ会場にどさくさにまぎれて入り込む。
その様子はまた次回詳しく報告!

2005/04/27(水)
[ by おどやん]
◆ 舞台『あずみ』がすごい!!
とにかく今、夢中なのが舞台『あずみ』。
なんだかんだで、もう4回観ました。(←観すぎ。)何回観ても、
素晴らしい。本当に、笑わせて、泣かせます。ただでさえ
涙もろい私は、そりゃあ大変です。

今まで舞台はそんなに観た事が無かったけれど、今回この舞台
『あずみ』を観て、初めて「舞台演劇」の魅力にハマりました。

それにしても、今回の舞台『あずみ』は、大袈裟に言う訳でもなく、
宣伝するつもりで言うのでもなく、本当に質の高い素晴らしい出来
の作品だと思う。今まで舞台には興味無かった人も、逆に舞台は
数えられない程観てきた人も、また、何を観ても絶対に涙を見せな
かった人も、最後にはみなさん涙を流しながら声を合わせて「本当
に良かった」と言ってくれたのが印象的だった。

褒めだしたらキリがないけれど、とにかく役者のみなさんの演じる
事への情熱、パワーが「心の臓」までぐっさり突き刺さってきます。
そして何より、今回の舞台に関わってくださっている全ての方達の、
「あずみ」という作品に対する「愛情」が伝わってきます。
本当に、みなさんに感謝です。
構成・演出の岡村俊一さんは、すごい!!「あずみ」という作品を、
本当によく理解してくださっていて、原作の良さを見事に表現し演出
してくださいました!

26日(火)で公演は終了してしまうけれど、1ヶ月で終わってしまう
にはもったいなさ過ぎる作品だ!!!もっともっとたくさんの方達に
観て欲しい舞台です。
心から、再演を熱望しま〜〜〜すっっっ!!!!!

まだまだ舞台『あずみ』について熱く語りたい事は山ほどあるけれど、
今日はこれまで〜。

2005/04/22(金)
[ by また出た!マネージャー]
◆ ゆうプロ日記スタート!!
さて始まりました、『ゆうプロ日記』!!
ここでは、ゆうプロで起こっている何気ない日常を
個性豊かなスタッフ達により書き綴ってまいります。
一切ルールはございません!!
随時更新していきます。
どーぞ宜しくお願いいたします!!

2005/04/22(金)
[ by 敏腕なのか?マネージャー]
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